日本財団2020年度助成事業に応募しました

 海都横浜を創る会は、日頃、横浜市が掲げる「海洋都市横浜」の実現に向けて、応援する活動をしています。
先月は、日本財団さんが募集していた2020年度助成事業に応募し、3つの事業が受理されました。(来年2月までに財団で審査を行い、採択の可否を決定するそうです)。

申請したそれぞれの事業内容:

「海洋講座」開催事業:日本財団の対象事業(2)海を支える人づくり
 最新で様々な分野の海洋情報が学べる講座を、横浜国大大学院都市イノベーション研究院の協力を得て行う。
陸の自動車産業・空の宇宙航空産業は、様々なサプライヤー企業が世界中に存在し、コストダウン・新技術開発等に貢献している。
一方、海の海洋産業では、サプライヤー企業の存在が少ないので、それらが創出する環境整備を担う目的です。

海洋教育を早期に実施する為の環境整備事業日本財団の対象事業 (5)海洋教育の推進
国は、「第3期海洋基本計画」の中で、2025年全国の市町村で海洋教育を行うと記述している。
「海洋都市横浜」を実現目指すには、人材育成と・市民の海洋に対する理解増進が
必要で、その為の環境整備を行います。
現況調査
・現在市内の学校における海洋教育の実施状況を調べます。
・多くの海岸線が企業活動に利用されているなか、教育現場として使える状況調査
・市内で全校一斉に実施する場合の準備について、検討する。
海洋の理解を深める活動
・横浜港で生息する生き物・横浜港の歴史と役割等に関し小冊子・DVDを作成し、小冊子は、学童保育の現場(概算120校)・コミュニティハウス(概算190ヵ所)に配布する。要望があればDVDを貸出たり、説明に伺う。

世界的な海洋科学技術ミュージアムを、民間で建設・運営する方策を検討する事業:日本財団の対象事業 (4)海と身近に触れ合う
・「海洋都市横浜」のシンボルとして、海洋教育の現場として、MICE施設としても利用出来る。
・「海洋立国日本」であるが、欧米では一般的なこの種の本格的施設がない。
・国内ではこの種の施設は、公的団体が運営しているが、自由柔軟な活動が出来ない。
・建設予定場所はMM地区前面海域

以上が日本財団に申請した事業内容で、採択されることを期待しています。

 「海洋都市横浜」を柱としたまちづくりに、多くの市民の皆様が、関心を持ち自分達のまち・横浜を、世界で存在感のある魅力的都市にしませんか。
ご関心・ご意見ある方の、ご参加をお待ちしています。